輸入実践者はPL保険には加入すべき?補償内容と必要性を徹底解説

あなたはPL保険という保険を聞いたことがありますか?事業者が加入する保険ですので、ほとんどの人は耳馴染みが無いと思います。

でももしあなたが輸入ビジネスを実践するのであればPL保険は絶対にチェックして、出来れば加入しておいた方がいいです。

PL保険というのは「生産物賠償責任保険」といって、あなたが作ったものや仕事の内容に欠陥があってお客様に対して損害を与えてしまった場合にその責任を補償してくれる保険となっています。

でも輸入ビジネスでなぜPL保険に加入する必要性があるのかよくわからないですよね。

今回は輸入ビジネスにおけるPL保険の必要性についてしっかりと解説していきたいと思います。

PL法の本来の理念

まず1995年に施行された「製造物責任法(PL法)」というものがこのPL保険の発端になっています。この法律は「客観的に見て製品に欠陥があれば製造業者等は賠償責任を問われる」というものでした。

このPL法によってかかる責任を補償するのがPL保険というわけです。

しかしこのような話だと、PL保険を必要とするのは飲食業・製造業・建設業などのモノを作るという作業で価値を提供している業者に限るのではないかと思いますよね。

でもPL保険が輸入ビジネス実践者に必要だというのにはちゃんとした理由があるのです。

輸入ビジネス実践者がPL保険に加入した方がいい理由

直接商品を製造しているわけではないはずの輸入ビジネス実践者にとってPL保険が必要なのは、PL法の適用対象が生産者だけではなく販売者にも及ぶことが考えられ、PL保険そのものが販売業も補償対象にしているからです。

仮にスーパーで売っていたリンゴに防虫剤として危険な薬品が使われていて、お客さんが健康被害を被ったとしましょう。

危険な薬品を使ったリンゴを製造した生産者が悪い!」となるのが一見普通のことのように思えますが、「そんな危ないリンゴを販売したスーパーにも問題がある!」と言われてしまえばそれはそれで最もらしい話だと思いませんか?

商品を購入したユーザーからしてみれば、生産者の責任を追及することも販売者の責任を追及することも両方考えられるというわけです。

輸入ビジネスではこの「リンゴを売ったスーパー」こそが「商品を輸入して販売したあなた」に置き換わります。

だからこそPL保険は生産者だけではなく販売者、つまり輸入ビジネスを取り仕切るあなたにとっても必要な保険ということになりますし、補償内容でも生産者のみならず販売者を保護するように設計されている保険なのです。

海外製造者と輸入者の関係

PL法の観点から言うと、やはり本当なら商品に明らかな欠陥があったことで起きた損害は製造者の責任です。しかし輸入者は被害者救済という目的のもと、海外製造者の責任を代わって負っているという立場にもなります。

業者対業者として事前に製造物に対する責任の所在を輸入元としっかり取り決めをして契約を締結していればいいのですが、「輸入転売」ということになるとそうもいきません。

だからこそ輸入ビジネスを個人でやっているならPL保険への加入の価値が高まってくるのです。

また正式に輸入元と損害賠償についての契約を交わしていたとしても、海外製造者に対して賠償責任を100%請求することは現実的に考えて簡単なことではありません。

そうこうしている間にもリアルタイムにお客さんは困ってしまっているわけで、トラブルを素早く収束させるためにも必要最低限の対策としてPL保険を考えておくといいですね。

PL保険加入の費用は実はとても安い!

輸入ビジネスをインターネット上でやっている方の多くはこのPL保険の存在さえ知らない場合が多いのですが、名前だけは知っていても業者用の保険ということで値段が高いイメージを持ってしまっている人が多いようです。

しかし、実際にはPL保険は年間数千円程度で加入できてしまうのです。

年間数千円程度の保険料で、輸入商品による訴訟・賠償のリスクなどをカバー出来てしまうのですから、加入することによるメリットの方が大きいと言えるでしょう。

PL保険の選び方について詳しくはこちらのページで解説していますのでチェックして見て下さい。

参考:輸入ビジネスでPL保険に入るならどこがおススメ?選び方のポイント

PL保険加入の方法

PL保険の加入方法としては、通関業者に頼むことも出来ますしインターネットで商工会議所のPL保険を調べそこから加入しても良いです。

よく名前を聞くような一般的な保険会社でもPL保険に相当する保険商品を扱っている会社が多数存在しますので、問い合わせてみるといいでしょう。

具体的な保険会社や加入の方法については、このブログの読者さんからのお問い合わせでご質問をいただきましたので、おススメの加入方法、おススメの保険会社についてこちらの記事でまとめてあります。

僕や僕の生徒の多くは生活関連商品を取り扱う事が多いので、今のところPL保険のお世話になった事がありませんがサプリメント等の口に入れる物や直接体に当てるダイエット器具、または自転車などを輸入する場合は万が一のリスクも考える必要があります。

まとめ

PL保険は生産者・製造者を対象とした保険と思われがちですが、元となっているPL法をチェックしてみてもわかる通り、販売者にも責任が及ぶ可能性があるため補償の対象となっています。

万が一の際に困らない為にも輸入ビジネス実践者は加入するようにした方がいいでしょう。特に輸入で転売をしている方は、海外製造者との間で賠償責任についての契約を結んでいるとは限りませんので、尚更加入する価値が高くなります。

保険料についても年間で数千円程度なので商品トラブルにおける賠償リスクと比較して見てもかなり費用対効果の高い保険だと言えます。

もちろんPL保険への加入については取り扱う品目によっては全くと言っていいほどリスクの少ない物もあります。基本的にはリスクの高い商品は基本的に輸入すべきではないと考えますが、事前にどれだけチェックをしたところで想定外のリスクというのはどうしても残ってしまいます。

この記事以外にもPL保険の加入方法や具体的な選び方のポイントについてまとめた記事がありますので是非チェックしてみてください!

>>輸入ビジネスでPL保険に入るならどこがおススメ?選び方のポイント

The following two tabs change content below.
西原 豊明

西原 豊明

名前:西原豊明(ニシハラトヨアキ)。 事業:転売ビジネス(主に輸入)/転売ビジネススクール運営/コンサルティング 2015年に会社に勤めながら「副業」で転売ビジネスを開始し、月収200万円以上を安定的に稼ぎ続ける事に成功した後「失敗する事のないビジネス」をコンセプトに初心者・上級者を問わずして資産構築とサポートの提供をしている。
西原 豊明

最新記事 by 西原 豊明 (全て見る)

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

プロフィール



西原 豊明
1985年11月生まれ(33歳)
輸入と副業セミナー開催の「株式会社TORASCO」代表取締役。
副業コンサルタント。
モットーは「働くこと」。工業高校に進学し、3年間で800万円を稼ぐ。1日8時間働き、学校が休みの日は12時間働いたことも。バイトは月2日しか休まなかった。
27歳のときに第一子を授かり、その後念願のマイホームを購入するも、住宅ローンで家計は火の車。
「金を稼ぐため」という理由でパチンコにはまる。当時の給料の手取り月額は15万円にもかかわらず、1日10万円負けたことも。家計はさらに悪化。

状況を打開するために模索を始め、30歳になる直前にネットビジネスに出会う。

当時、パソコンもスマホも持っていなかったが、書店で見つけた1冊の本「クビでも年収1億円」(小玉歩著)を読んだことがきっかけだった。
サラリーマンを続けながら、副業としてネットビジネスを開始するも、最初の半年ほどは月2万円ほどしか稼げず。
ただ時間だけはかかったので、当時の時給は10円ほど。 挫折と失敗を繰り返していた折に、最高のメンター(師)と出会う。

副業開始から9カ月目に、無在庫輸入ビジネスを始め、これを始めてから3カ月で月収100万円、5カ月で月収200万円を達成。
この実績を、世の中のサラリーマンたちに広めたいと考え、無在庫輸入ビジネスをレクチャーするセミナーを開始。
2017年8月、株式会社TORASCO設立。


PAGE TOP