副業は「フェーズ」でとらえよう

本業を持っていて、本業をおろそかにしないように副業に取り組みたい人は、ぜひ「フェーズ」という考え方を取り入れてください。

 

副業に成功している人の中にはフェーズのことなんかまったく無視してきた人もいますが、しかし成功者の多くは「フェーズごとに進めていけばもっと楽に儲けることができたのに」と後悔しているはずです。

 

というのも、副業はフェーズごとに「やること」を決めて取り組めば、驚くほどスムーズに進むからです。

 

今回のテーマは、まだ副業を始めていない人に必読の内容となっています。

 

また、副業がいまひとつ軌道に乗らない人も、ぜひこの記事でフェーズの考え方を身に付けて、儲かる副業に育て上げてください。

 

なぜ「局面」と言わずにカタカナを使うのか

フェーズ(Phase)は「局面、段階」という意味です。

なぜ「局面」や「段階」という単語を使わずにわざわざカタカナで「フェーズ」と表記しているかというと、「局面」や「段階」では意味が小さすぎるからです。

ビジネスにおけるフェーズは、もっと広くて深い意味があります。

 

フェーズという言葉には、「局面、段階」のほかにも、「プロジェクトを単位ごとに区切ったときの、その1つの単位」という意味もあります。

 

ビジネスの成長はフェーズでしか測れない

また、例えば子供の成長は身長で計測できますし、マラソンを始めた人はタイムで自分の実力を計ることができます。

 

しかしビジネスの成長や実力は、センチメートルや何時何分では計測できません。

ビジネスの成長と実力はフェーズで測る必要があるのです。

これもフェーズという単語に含まれる重要な意味です。

 

「局面」「段階」「プロジェクトの1単位」といった言葉を3つも4つも使うと話が混乱してしまうので、それらをまとめた「フェーズ」という言葉が最も便利なのです。

 

副業を6つのフェーズに分ける

サラリーマンが本業の会社勤めを続けながら副業に着手し、それを軌道に乗せるには、6つのフェーズに分けて取り組んだほうがいいでしょう。

 

その5つは次の通りです。

  • フェーズ1:計画、準備
  • フェーズ2:試行、実行
  • フェーズ3:プチ成功の経験
  • フェーズ4:失敗と後悔の経験
  • フェーズ5:本格稼働
  • フェーズ6:安定

 

なぜフェーズに番号が付いているのか

フェーズに番号を付けました。これはこの順番で進めていってほしいからです。

例えば、フェーズ3まで進んだときに、そこで停滞してしまったとします。

そのときフェーズ4に進まないようにしてください。

どうしてもフェーズ3から脱せない場合、フェーズ2やフェーズ1に戻ることをおすすめします。

 

副業としての副業は本業のようには取り組めないから

なぜなら、副業は本業のように本腰を入れたり集中したりすることが難しいからです。

もちろん、本業をあきらめて、副業を本業にするのであれば話は違います。ときに大胆にビジネスを進める必要もあるでしょう。

 

しかしこの記事では、副業はあくまで副業という位置づけで解説していきます。本業にダメージを与えないという前提で考えると、副業に停滞期が訪れたからといって簡単に全勢力を注いでテコ入れをすることはできません。

 

もし副業ビジネスがスピードアップできなかったら、その場にとどまるかいったん後退して様子をうかがったほうがいいのです。

副業は常に7分の力で取り組むことが理想です。

よって副業は、フェーズに付けた番号順に進めたほうが無難なのです。

 

フェーズ1:計画・準備

副業では計画づくりと準備の期間を必ず設けてください。

本業があると、つい「副業でうまくいかなくてもいい」という気持ちになり、いきなり事業に取りかかる人がいますが、その気持ちでは必ず失敗します。

 

副業の計画とは

副業における計画では、

  • 初年度の目標売上金額
  • 3年目の目標売上金額
  • 準備内容
  • 準備にかける期間

の4つを決めておけば十分です。

 

初年度の目標売上は本業の年収の10%が目安

副業の初年度の目標金額は、本業の年収の10%を目安とするとよいでしょう。

年収が300万円の人は、副業の年間売り上げ目標は30万円になります。

年商30万円ということは、月25,000円になります。

 

本業のサラリーマンの給料は、大体年2%ずつ上がっていきます。

もちろん企業によってもこの%は異なりますし、年代でも違ってきます。

ただ前年の年収より2%上がっていれば、サラリーマンとしてはとりあえず「合格」と思っていただいて間違いないでしょう。

 

副業の初年度収入を本業年収の10%に設定するということは、会社の同期たちより5倍の速さで給料が上がることを意味しています。

 

3年目の目標売上はズバリ100万円

初年度の年収目標を設定しただけでは、自分の中で継続性を意識できません。

そこで「3年目はこうありたい」という目標も早めに設定しておきましょう。

 

3年目の目標売上は100万円に設定してください。

初年度目標の本業年収の10%にしても、3年目の目標額の100万円にしても、「志が小さすぎるのではないか」と感じる方もいると思います。

 

ただ、本業を守り抜こうと考える人は、慎重に副業を進める必要があります。

目標金額を高くしすぎるとあせってしまいます。あせった結果、副業も本業も失敗した人はたくさんいます。

 

目標金額を低めに設定するのは、自分自身に「あせらなくてよい」「副業はじっくり取り組めばよい」と言い聞かせることにもなるのです。

 

準備内容を決める

副業を始めるには、どの仕事に着手するかを決めなければなりません。

副業としての仕事は、本業と被らないほうがいいでしょう。

業界というものは意外に狭いので、本業と同じ仕事を副業にすると、本業の顧客と副業の顧客がバッティングしてしまう可能性があります。

 

また、本業と副業が同じ仕事の場合、副業で利益が出始めると本業の仕事を副業に回したくなる誘惑に駆られてしまいます。

これは勤務先の会社を裏切る行為になりかねません。

 

趣味や長年の夢を副業にする

副業は、趣味や長年の夢を仕事にするとよいでしょう。

例えば、DIYや手芸を趣味にしている人は、それが副業の「種」になります。

また、「小学生のころ漫画家になりたかった」という人は、イラスト描きを副業にしてはいかがでしょうか。

 

趣味や長年の夢を副業にすると、ストレスの解消にもなります。

副業で本業のストレスを解消できれば、副業をすることによって本業の能率アップを図ることができます。

 

趣味の写真撮影を副業にして稼いでいる営業マンがいます。

彼は旅行も趣味にしているのですが、その旅先は、副業のクライアントが指定する場所にするのです。

旅先で写真を撮り、それをクライアントに送るというわけです。

 

彼の「趣味の時間を副業にしてしまう」という手法は、みなさんの手本になるでしょう。

 

副業でも「素人仕事」は受け入れられない

「フェーズ1:計画、準備」で重要なことは、「素人仕事」を「プロ仕事」にまで向上させることです。

副業とはいえ、素人仕事では稼ぐことはできません。

準備期間で趣味や長年の夢を磨き上げて、お金をもらえるレベルにまで高めましょう。

 

準備期間は3~6カ月

副業の準備期間はそれほど長く取る必要はありません。

3~6カ月ほど検討したら、フェーズ2に移行してください。

 

フェーズ2:試行・実行

副業フェーズ2は、試行と実行です。

いよいよ副業を日本円に換える取り組みをします。

自身で「お金をもらっても恥ずかしくない」と感じることができたら、実施に売ってみましょう。

 

最近は副業のスキルを買ってくれるサイトが多数存在しますので、そうしたサイトに登録して、買い手がつくのを待ちます。

 

友人や知人にスキルを無料で売る

また、副業のスタート当初は、友人や知人にモニターを頼んでもいいでしょう。

モニターとは、自分の副業を無料で試してもらうことです。

 

例えば、結婚式の司会を副業にしたいと考えている人は、無料で「本番の結婚式の司会」をさせてもらうのです。

 

そのとき、次のように提案することを忘れないでください。

「満足いかなかったらお金はいらないけど、もし満足いく内容に仕上がったら、少しでもいいからギャランティを払ってほしい」

このように提案することで、友人や知人に真剣に副業に取り組んでいることを理解してもらえます。

 

フェーズ3:プチ成功の経験

副業を初めて2~3カ月で相当な金額を獲得できる人もいます。

これは運が良いといえる一方で、それが単なるビギナーズラックだった場合、このプチ成功体験は不運ともいえます。

 

なぜならビギナーズラックは続かないからです。

たまたま成功しただけなのにその成功体験が忘れられず、いつまでも「楽してお金を儲けることができる」と思ってしまうからです。

 

そこでこれから副業を始めようという人は、「副業ビギナー(初心者)にはプチ成功が珍しくない」ということを覚えておいてください。

そしてプチ成功を経験できたら「これは長くは続かない」と思い直して、舞い上がることなく地道に副業ビジネスに取り組んでください。

 

フェーズ4:失敗と後悔の経験

副業ビギナーは、プチ成功より高い確率で失敗に見舞われるでしょう。

しかし副業を始めたばかりのころに体験する失敗は、不運でありながら幸運でもあります。

 

なぜなら、副業当初の失敗は長きにわたって記憶に残るからです。

副業を慎重に進めることができます。

 

ただ注意していただきたいのは、「その失敗は長くは続かない」ということです。

1度や2度の失敗で、副業をあきらめないでください。

 

副業は、失敗しないように慎重に進めたり、リスクヘッジ(リスク回避)を考えながら進めていけば、損することはまずありません。

副業を始めてうまくいかなくても、まったく悲観する必要はありません。

 

もう一度フェーズ3に戻るか、もしくは副業業務の選定(フェーズ1)まで後退してもOKです。

とにかく副業をやめたりしないでください。

 

フェーズ5:本格稼働

副業を始めて1年が経過したら、フェーズ1で作成した「3年目の目標売上金額」を見直してください。

なぜなら、2年目から本格稼働に入っていただきたいからです。

2年目が終了し3年目に突入したときに、「3年目の目標売上金額」は実現可能なものになっていなければなりません。

そのためには、副業開始から丸1年が経過した段階でこの1年を振り返ることが大切なのです。

 

適切な投資をしよう

そして本格稼働に向けて、大型投資も検討してみてください。

副業2年目の投資額の目安は、本業のボーナスの4分の1です。

夏のボーナスが30万円、冬のボーナスが50万円の人は、副業に20万円を投資してみてください。

 

パソコンを買い替えてもいいですし、副業をしている作業スペースにテレビやソファなどの快適アイテムを導入してもいいでしょう。

 

副業もビジネスです。

ビジネスには先行投資が欠かせません。

 

本業に投資するように副業にもお金をかけよう

例えば本業の仕事で必要になれば、英会話教室に通ったり資格を取りに行ったり、参考文献を買って自宅学習をしたり、または残業や休日出勤をするでしょう。

これはすべて「本業への投資」と考えることができます。

 

本業でうまくいっているのは、きちんと投資を行っているからです。

副業も同じです。

副業を本格的に稼働させるためには、それなりの投資をしましょう。

 

フェーズ6:安定

副業が丸3年を超えたら、安定期に入ったと考えていいでしょう。

そのまま副業に取り組んでもいいですし、本業の会社を辞めて起業を考えてもいいでしょう。

 

このように副業は、仕事人としての人生設計に大きな影響を与えます。

副業を安定飛行させることができたら、今度はより豊かな人生を描くことができるのです。

副業って夢があるでしょ。

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西原 豊明

西原 豊明

名前:西原豊明(ニシハラトヨアキ)。 事業:転売ビジネス(主に輸入)/転売ビジネススクール運営/コンサルティング 2015年に会社に勤めながら「副業」で転売ビジネスを開始し、月収200万円以上を安定的に稼ぎ続ける事に成功した後「失敗する事のないビジネス」をコンセプトに初心者・上級者を問わずして資産構築とサポートの提供をしている。
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プロフィール



西原 豊明
1985年11月生まれ(33歳)
輸入と副業セミナー開催の「株式会社TORASCO」代表取締役。
副業コンサルタント。
モットーは「働くこと」。工業高校に進学し、3年間で800万円を稼ぐ。1日8時間働き、学校が休みの日は12時間働いたことも。バイトは月2日しか休まなかった。
27歳のときに第一子を授かり、その後念願のマイホームを購入するも、住宅ローンで家計は火の車。
「金を稼ぐため」という理由でパチンコにはまる。当時の給料の手取り月額は15万円にもかかわらず、1日10万円負けたことも。家計はさらに悪化。

状況を打開するために模索を始め、30歳になる直前にネットビジネスに出会う。

当時、パソコンもスマホも持っていなかったが、書店で見つけた1冊の本「クビでも年収1億円」(小玉歩著)を読んだことがきっかけだった。
サラリーマンを続けながら、副業としてネットビジネスを開始するも、最初の半年ほどは月2万円ほどしか稼げず。
ただ時間だけはかかったので、当時の時給は10円ほど。 挫折と失敗を繰り返していた折に、最高のメンター(師)と出会う。

副業開始から9カ月目に、無在庫輸入ビジネスを始め、これを始めてから3カ月で月収100万円、5カ月で月収200万円を達成。
この実績を、世の中のサラリーマンたちに広めたいと考え、無在庫輸入ビジネスをレクチャーするセミナーを開始。
2017年8月、株式会社TORASCO設立。


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