早く5Gの時代が来ないかな

オリンピック・パラリンピックは、世界の人々が「キレイな画像で見たい」と思うので、家電メーカーが頑張ります。それでオリンピック・パラリンピックのタイミングで映像技術が飛躍的に進化します。

最近は映像技術と通信技術は切っても切れない関係にあるので、通信技術も飛躍的に進化します。

 

前置きが長くなりましたが、2018年2月の平昌冬季五輪で、超高速通信の5Gがお披露目されます。夢の5G時代が、五輪とともに幕開けするのです。

 

平昌五輪で世界初の5G体験が可能に

「そもそも5Gとは」については、次の章で紹介します。ここでは、5Gの時代が来るといまより大容量で高速の通信ができる、とだけ押さえておいてください。

日本経済新聞は2月4日に「5G、平昌五輪動画でお披露目 韓国KTやサムスン」という見出しで、次のようなニュースを報じました。

 

主役はサムスンやインテル

韓国のスマホメーカー・サムスンとアメリカの半導体メーカー・インテル、韓国の通信会社・KTが共同で、2月9日から開幕する平昌冬季五輪で5Gの試験サービスを公開します。

 

フィギュア、ボブスレー、ジャンプがよりリアルに見ることができる

フィギュアスケート会場には100台のカメラを設置して、専用のタブレットを持った観客は、自分が好きな角度で選手を見ることができます。

さらにボブスレーに超小型カメラを設置して、無線で迫力映像を配信します。ボブスレーは時速140キロメートル達するとされ、超高速で動く物体に搭載したカメラが、リアルタイムでどれだけ鮮明な画像を送信するのか楽しみです。

さらに、5GとVR(仮想現実)を組み合わせたバーチャル・スキージャンプも体験できるそうです。

 

そもそも5Gとは

Gは世代という意味です。現在のスマホなどの通信機器は4代目の規格、つまり4Gで動いています。

 

100倍の速さ、1,000倍の容量

4Gから5Gへの世代交代は、単なるバージョンアップにとどまりません。

4Gより100倍速く1,000倍大容量の通信が可能になります。

2時間の映画をダウンロードするのに数秒で終わります。何万人もいるイベント会場で全員が一斉に同じサイトを開いても、通信速度が遅くならないのです。

 

軽自動車が、フェラーリ並みに速くなって大型バス並みに人が乗れるようになる、といったイメージです。

 

なぜできないのか、なぜできるのか

5Gのすごさはご理解いただけたかと思いますが、ここまでの説明で「なぜいますぐできないのか」という疑問がわくと思います。「なぜ将来的には可能なのか」と感じる方もいるでしょう。

その答えはこうなります。

  • 5Gを実現する方法は見えている
  • 5Gを実現するにはもう少し技術改良がいる

だから5Gは、いまではなく遠い未来でもなく、少し先に現れる世界なのです。

 

NTTドコモの5Gとは

通信をより速くより大容量にするには、電波を改良する必要があります。

電波は周波数などによって種類が分かれていて、高い周波数の電波は、高速・大容量なのですが、通信が不安定です。

また低い周波数の電波は通信が安定しているのですが、すでにたくさん使われすぎていて残りが少なくなっています。

 

そこでNTTドコモは、高い周波数と短い周波数を組み合わせることで、不安定という欠点を克服しつつ、高速・大容量を実現しようとしているのです。

NTTドコモは2020年までに5Gを完成させたいとしています。

 

そんなに高速・大容量が必要なの? 5Gで何ができるの?

より速い通信、より大容量の通信は「良いこと」には違いありませんが、現行の4Gで満足しているという方は少なくないと思います。「別に2時間の映画を数秒でダウンロードできなくてもよい」と感じる人もいるでしょう。

5Gの時代は、何がどのように便利になるのでしょうか。

 

4Gは「ネット+電話」を「スマホ」に変えた

富士通は「4Gはスマホのための技術」「5Gはすべての端末とすべてのアプリケーションのための技術」と位置づけています。

これはとても分かりやすい説明だと思います。

 

現代のスマホは単なる情報通信機器にとどまりません。エンターテイメントのツールですし、ビジネスアイテムでもあります。スマホをここまで便利にさせたのは、高速・大容量通信4Gです。

 

5GはIoT化された家電、自動車、住宅を驚くほど変えるはず

しかしこれからは、スマホ以外のものもインターネットにつながります。

すでに家電や自動車、住宅がインターネットにつながっていて、このような機器を「IoT化されたもの」といいます。IoTは「ネットともの」と訳されています。

しかし現代のIoT化は、まだ「とても便利」というレベルではありません。ネットと電話をつなげたスマホの便利さに比べると、ネットと家電をつなげた現代のIoT家電はいまいちピンときません。

 

しかし5Gの世界がやってきて、家電、自動車、住宅でも「やれること」が広がると、スマホ並みに便利になるでしょう。

スマホが単なる「ネットと電話がつながったもの」にとどまらず「生活に欠かせないもの」になったのは、「やれること」が格段に広がったからです。

そういった「やれること」の拡大が、身の回りのすべてのもので起きるのが5Gの力です。

 

まとめ~がんばれニッポン

五輪に出場するニッポン選手の活躍を期待します。

そして5Gの開発に取り組むニッポン企業にも頑張ってもらいたいと思っています。パナソニックは五輪の最上位スポンサーなので、平昌冬季五輪でも多くの映像・通信機器を導入します。

5Gはいま、世界中の企業が覇権争奪をめぐって競い合っています。いまの「スマホの世界」では出遅れてしまった日本勢ですが、なんとか5Gで挽回していただきたいと切に願っています。

 

【僕の経済ウォッチ】は、国内外の経済の動きを、僕なりに解釈してコメントするコラムです。日本経済新聞や東洋経済、プレジデントなどの経済記事を読み、その概要をお知らせし、僕の見解を添えています。日本の経済問題について、一緒に考えていきましょう。

 

資料

「5G、平昌五輪動画でお披露目 韓国KTやサムスン」(日本経済新聞)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26511910T00C18A2EA2000/

「5G(第5世代移動通信システム)とは?」(NTTドコモ)

https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/technology/rd/lecture/5g/

「次世代モバイル通信”5G”とは?」(富士通ジャーナル)

http://journal.jp.fujitsu.com/2017/12/21/01/

「5G時代 覇権争奪 米家電見本市、ネット動画・半導体・車 AT&Tなど巻き返し」(日本経済新聞)

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO25592170R10C18A1TI1000/

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西原 豊明

西原 豊明

名前:西原豊明(ニシハラトヨアキ)。 事業:転売ビジネス(主に輸入)/転売ビジネススクール運営/コンサルティング 2015年に会社に勤めながら「副業」で転売ビジネスを開始し、月収200万円以上を安定的に稼ぎ続ける事に成功した後「失敗する事のないビジネス」をコンセプトに初心者・上級者を問わずして資産構築とサポートの提供をしている。
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プロフィール



西原 豊明
1985年11月生まれ(33歳)
輸入と副業セミナー開催の「株式会社TORASCO」代表取締役。
副業コンサルタント。
モットーは「働くこと」。工業高校に進学し、3年間で800万円を稼ぐ。1日8時間働き、学校が休みの日は12時間働いたことも。バイトは月2日しか休まなかった。
27歳のときに第一子を授かり、その後念願のマイホームを購入するも、住宅ローンで家計は火の車。
「金を稼ぐため」という理由でパチンコにはまる。当時の給料の手取り月額は15万円にもかかわらず、1日10万円負けたことも。家計はさらに悪化。

状況を打開するために模索を始め、30歳になる直前にネットビジネスに出会う。

当時、パソコンもスマホも持っていなかったが、書店で見つけた1冊の本「クビでも年収1億円」(小玉歩著)を読んだことがきっかけだった。
サラリーマンを続けながら、副業としてネットビジネスを開始するも、最初の半年ほどは月2万円ほどしか稼げず。
ただ時間だけはかかったので、当時の時給は10円ほど。 挫折と失敗を繰り返していた折に、最高のメンター(師)と出会う。

副業開始から9カ月目に、無在庫輸入ビジネスを始め、これを始めてから3カ月で月収100万円、5カ月で月収200万円を達成。
この実績を、世の中のサラリーマンたちに広めたいと考え、無在庫輸入ビジネスをレクチャーするセミナーを開始。
2017年8月、株式会社TORASCO設立。


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