レシート1枚10円で買い取るアプリ「ONE」に秘められた戦略がすごすぎる件

買い物をすると渡されるレシートってどうしていますか?僕は会社を経営している身なので経費に計上するべきものとそうでないものを仕分けしていますが、会社員として働いていた頃は財布の中に溜め込んでしまったりコンビニなどであれば受け取らずにいたりしました。

2018年6月12日にベンチャー企業「ワンファイナンシャル」がリリースした「ONE」というアプリはそんな普段なら捨ててしまうことが多いレシートを1枚10円で買い取るアプリです。

使い方は簡単で、アプリからレシートの写真を撮影するだけというかなりシンプルなものです。買い物をした金額とか商品数とか種類とかは一切関係なく、どんなレシートでも10円で買い取って、アプリ内のウォレットに振り込んでもらえます。

レシートの現物をどこかに送ったりする必要はなく、あくまでも写真だけ。ただし1ユーザーが1日に撮影できるのは10枚まで。ウォレットのお金は300円から出金が可能となっています。

今回はそんな新時代のレシート買い取りアプリ「ONE」の本当の価値や戦略の幅について僕の視点から解説してみたいと思います。

レシート買い取りアプリ「ONE」を開発したのは17歳の高校生!

レシート買い取りアプリ「ONE」を開発したのはたったの5人のベンチャー企業「ワンファイナンシャル」で、驚くべきなのがCEOの山内さんは17歳。つまりまだ高校生だということです。

山内さんは2016年6月にもビットコインをプリペイドカードへ交換できる「WALT」というサービスを開発・リリースしています。

当時はビットコインがまだ隆盛を極めるちょっと前の時期。直後に来る仮想通貨ブームに対してはちょっと早すぎたということもあってか、残念ながら大きなヒットになることはなく「WALT」サービスは2017年4月に終了してしまいます。

そういった失敗も乗り越えての、今回の「ONE」のヒットということなんですね。

今の時代、何かの分野で結果を出していくのに年齢は関係なくなってきていますが、自分の17歳の頃を思うとかなりレベルが高いことをしているわけで、単純にすごいなぁと思います。

しかもこの「ONE」というアプリ、開発しはじめてからたった2週間でリリースされました。リリース翌日には10万DLということなので17歳が出した実績という事を考えると末恐ろしいものですよね。

appstoreの瞬間的なDLランキングではインスタグラムやTikTokなどの人気アプリを抑えて1位にランクインしています。

「ONE」が持つ本当の価値

レシートって決済情報の塊なんですよね。誰が何時にどんな店でどんなものを何個買ったのか?「この商品とあの商品を一緒に買ってるぞ」とか意外な組み合わせなどが見えてくることもあり、企業はそういった情報をお金を出して欲しがるわけです。

でも、この「ONE」が本当にすごいと言えるのにはまだ他の理由があります。

「ONE」は一夜にして7万件のリストを1リスト34円で集めた

コンテンツ販売などをリストマーケティングで実践している人からすると見込み顧客リストというのはとてつもない価値があるものです。みんなどうやって集客しようか、リストを集めようかと苦慮して試行錯誤しています。

それを開発に2週間、リリースして1日もかからずに集めてしまったというのだからすごいプロダクトですよね。

本当ならもっといろいろなプラットフォームを利用して様々な施策を打って少しずつ地道に集客するものですが、たったひとつのアプリ開発で何も無いところから7万リストです。

集客単価についても驚異的です。7万人のユーザーの24万枚以上のレシート×1枚10円と考えると240万円を投じて7万リスト集めたことになります。つまり1リストあたりの単価が34円。これからアプリを運用し続けていけば当たり前にもっともっと集まっていくでしょう。

「ONE」に秘められた戦略

この「ONE」というアプリについて書かれたネットニュース記事などをチェックしていると「小売業界に挑戦」などと書かれていたりします。でも僕が考える「ONE」の価値はそんなものじゃないと見ています。

確かに取得したユーザーの購買データを企業へ売却していったり、特定のユーザーに決済データに関連したクーポンや広告を配信するというサービスも開発元のワンファイナンシャルでは想定しているようですが、それよりももっとすごい戦略があります。

「ONE」が集めたリストの属性は「お金が欲しい人」

レシート1枚10円で、一日に10枚しか送信できないということは、コツコツやっても1日に100円しか稼げないわけです。ネットビジネスで副業をしている人たちからしてみれば「お金を稼ぐこと」を目的としてやるにはちょっと効率が悪いですよね。

でも特にネットビジネスなどの副業収入を得るという手段にまで至らない一般の人にとってみれば、誰でも簡単に出来る楽なお小遣い稼ぎになるのです。

例え1日100円でもとにかく欲しい人。他の働き方・稼ぎ方じゃなくてレシートを撮影するだけの楽な方法で、というとお金のない人・お金に困っている人が自然と集まります。それこそが「ONE」で集めた7万件のリストの属性です。

消費者金融や銀行のカードローンのいいお客さんになりそうな感じがしますよね。こういった業界は基本的に単価が高いので運用することによるリターンも大きくなります。

DMMも車関連事業で「ONE」と本格的に提携開始!

2018年6月18日にはDMMが「ONE」との提携を開始しました。これによりガソリンスタンドのレシートに限っては最大で1枚100円の買い取りが可能となっています。

DMMの亀山会長の心意気もさることながら、ガソリンスタンドのレシートに記載された決済情報を自社のサービスに繋げることが出来るDMMのビジネスの懐の深さが素晴らしいです。

普通のレシートは1枚10円ですので限度枚数の10枚を売っても100円にしかなりませんが、ガソリンスタンドのレシートであれば最大で1日1000円の買い取りが可能となります。

これはすごいですね!レシートをアップするだけで10日で1万円稼ぐこともできるというわけです。(そんなにたくさんガソリンスタンドのレシートが手に入るかは別ですが)

まとめ

ワンファイナンシャルが手掛けた「ONE」は財布の中に眠っているレシートを1枚10円から買い取ってくれる画期的なお小遣い稼ぎアプリです。どうせ捨ててしまうレシートならこの「ONE」を利用してお金にかえるといいのではないでしょうか?

また、DMMとの提携開始に伴ってガソリンスタンドのレシートに限っては1枚最大で100円の買い取りが可能となっています。ガソリンスタンドのレシートが眠っているという人は是非「ONE」でお金に換えてみるといいでしょう。

そしてワンファイナンシャルと「ONE」の今後の可能性にも期待したいところですね!

The following two tabs change content below.
西原 豊明

西原 豊明

名前:西原豊明(ニシハラトヨアキ)。 事業:転売ビジネス(主に輸入)/転売ビジネススクール運営/コンサルティング 2015年に会社に勤めながら「副業」で転売ビジネスを開始し、月収200万円以上を安定的に稼ぎ続ける事に成功した後「失敗する事のないビジネス」をコンセプトに初心者・上級者を問わずして資産構築とサポートの提供をしている。
西原 豊明

最新記事 by 西原 豊明 (全て見る)

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

プロフィール



西原 豊明
1985年11月生まれ(33歳)
輸入と副業セミナー開催の「株式会社TORASCO」代表取締役。
副業コンサルタント。
モットーは「働くこと」。工業高校に進学し、3年間で800万円を稼ぐ。1日8時間働き、学校が休みの日は12時間働いたことも。バイトは月2日しか休まなかった。
27歳のときに第一子を授かり、その後念願のマイホームを購入するも、住宅ローンで家計は火の車。
「金を稼ぐため」という理由でパチンコにはまる。当時の給料の手取り月額は15万円にもかかわらず、1日10万円負けたことも。家計はさらに悪化。

状況を打開するために模索を始め、30歳になる直前にネットビジネスに出会う。

当時、パソコンもスマホも持っていなかったが、書店で見つけた1冊の本「クビでも年収1億円」(小玉歩著)を読んだことがきっかけだった。
サラリーマンを続けながら、副業としてネットビジネスを開始するも、最初の半年ほどは月2万円ほどしか稼げず。
ただ時間だけはかかったので、当時の時給は10円ほど。 挫折と失敗を繰り返していた折に、最高のメンター(師)と出会う。

副業開始から9カ月目に、無在庫輸入ビジネスを始め、これを始めてから3カ月で月収100万円、5カ月で月収200万円を達成。
この実績を、世の中のサラリーマンたちに広めたいと考え、無在庫輸入ビジネスをレクチャーするセミナーを開始。
2017年8月、株式会社TORASCO設立。


PAGE TOP